支柱の準備 まとめ
❶ つるが伸びてきたら支柱を立てましょう。
つるの先が地面につくとつるが伸びなくなるので、つるが伸びてきたら支柱を立ててつるを巻きつけてください。
❷ つるを巻きつけるのは、夕方などあさがおが少ししおれているときに行ってください。
朝の水やりのあとなどは、つるが非常に折れやすいので避けてください。
つるに水分が多く、みずみずしいつるほど折れやすいです。
暑い日中を過ぎてあさがおに水分が不足しているときにつるを巻きましょう。
最初は無理に巻きつけず、支柱にもたれさせる程度でも構いません。
❸ 支柱のプレートには名前や、つるがその高さまで育った日付を書いてください。
害虫!どうしたらいいの?
今回はアザミウマだったね。
アザミウマやアブラムシはとてもありふれた虫で、全国のそこかしこにいます。
アザミウマなどの小さな害虫は葉っぱなどについても、雨が降ると流されて自然に駆除されます。
梅雨が終わってからや、雨が少ない時期は要注意だね。
「病害対策」も参考にするといいよ。
水やりのお水の量が増えた!
つるが伸びだすと、葉っぱの量がますます増えるので、あさがおは新しい葉っぱとつるの製造、花の準備に水がたくさん必要になるんだ。
そしてこれから暑くなると、体温調節のためにそれはもう大量の水が必要になります。
あさがおが、体温調節??
植物も葉っぱの温度が上がりすぎないように、ある程度調節する機能を持っています。
人間が汗をかくように、あさがおも葉っぱから水蒸気を出して気化熱で温度を下げるんだよ。
そのときに根から吸う水が足りないと、葉っぱが枯れてしまいます。
葉っぱが少なければ必要な水の量が少なくて済むから、枯らして調節しているのかもしれません。
水切れはよくあることだから、暑くなってから葉っぱが枯れてもびっくりしないでね。
つるを巻きつけようとしたら、折れちゃった!ポキンて!
みずみずしく生命力にあふれたあさがおほどポキンと折れやすいよ。
それと、つるは折れてもかまいません。
あさがおは一般的に、見栄えをよくするためにつるを切る「摘心」という行為をすることがあります。
あさがおはつるを切られると、脇芽を出してつるを再び伸ばします。
気にしすぎず、引き続き大切に育てていってほしいな。