< 病気 > 雨の多い年は、病気が発生する確率が高くなります。
< 害虫 > 雨の少ない年は、害虫が発生する確率が高くなります。 また、害虫が原因で発症する病気が増えます。
病名 | 被害 | 主な対処法 |
ホコリダニ |
ホコリダニは肉眼で見えないほど小さなダニで、植物の新芽など柔らかな組織に寄生します。 新芽が害を受けるため成長が止まり、寄生された葉は縮れて、悪化すると茶色くなり枯れます。 雨の少ないときに発生します。 |
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ハダニ |
ハダニは体長O.5mmにも満たないほどの大きさのダニで、植物の葉の裏に寄生して汁を吸います。 寄生された葉は色がぬけて白っぽくなり、悪化すると茶色くなり枯れます。 雨の少ないときによく発生します。地域によっては、梅雨が終わってから多く出るかもしれません。 (インゲンマメに寄生したハダニ) |
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アブラムシ |
新芽や葉の裏に寄生して養分を吸いとる。 少量ならたいした害はなくても群生すると被害が大きくなり、植物の成長を妨げます。 雨の少ないときによく発生します。 双葉の時期にはとくに害が目立ちますが、本葉が出て成長するにつれ気にならなくなります。 あまりに量が多い場合や、本葉が出てからも目立つ存在であれば駆除してください。 |
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アザミウマ |
体長1~2mmほどの細長い小さな虫で、花や葉の裏に寄生して汁を吸います。 寄生された葉は、汁を吸われた部分の表側が黄色っぽくなり、少し隆起します。(一見すると葉に黄色の斑点ができ、ひどくなると葉が縮れたように見えます) 裏側は虫に食われたような白っぽい傷ができます。 駆除後、黄色くなった色は自然回復します。隆起は残ります。 |
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ハモグリガ |
葉の中にもぐりこんで、不規則に蛇行しながら食害します。 (あさがおでは、ヒルガオハモグリガの被害報告があります) 被害が見られたら、早めに駆除してください。 |
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オオタバコガ |
花や若葉を食害します。 日中は花芽やつぼみの中などに潜み、夜に食害のため移動するので、昼間に姿を見つけるのは難しい虫です。 花やつぼみへの害が大きい。花の形が写真のようにおかしな場合は、オオタバコガの可能性があります。(※1つの株で、正常な花とおかしな形の花が混在) 毎日複数の花を食害されるので、早めに駆除してください。 終齢幼虫で体長30~40mmくらい、色は白~緑や茶色などで、模様の鮮明なもの、不鮮明なものとバリエーションがある。 花の害 | 活動中のオオタバコガ | オオタバコガ |
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ナメクジ |
湿気のある梅雨時に多く発生し、葉や花を夕方から夜にかけて食害します。 |
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ヨトウムシ |
茎や葉を食害します。 食欲が旺盛で、一夜でも大きな被害が出ることがあり、日中は土中に潜み夜に地上に出て活動するので、昼間に姿を見つけるのは難しい虫です。 短期間に葉をひどく食害されているのに、日中探しても害虫が見つからない場合はヨトウムシの可能性が高いでしょう。 |
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★ 薬剤は最寄の園芸店やホームセンターなどでご購入ください。
< その他の要因 >
病名 | 被害 | 主な対処法 |
葉(双葉)の縮れ |
成長期に気温が低い場合におこりやすい。 日中は暖かくても朝晩の気温が大きく下がったりと、気温が低い日があるとあさがおの棄が縮れることがあります。これは病気ではありません。 夏に近づいて気温が安定してくるとこの現象は起きなくなります。(一度縮れた葉はそのままの状態ですが、特に問題はありません) |
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こやし不足 |
葉の色が黒(赤)っぽくなり、やがて成長が止まる。 初期症状では葉の色が部分的に赤っぽく変色してきます。(花の色素が濃い株は、元々葉脈やふちが赤っぽいので注意) 症状がひどい場合は、もう一週間、今度は液体肥料を基準値に薄めて水のかわりに与えます。
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葉の変色・落葉 |
水不足で葉が枯れることがあります。 非常に起こりやすい。あさがおの下の方の葉が黄色く変色し、落葉します。 元気で葉の多いあさがおほど水を多く必要とするので注意してください。一度変色した葉は元に戻りません。 |
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