あさがおの病害虫に注意して下さい

< 病気 > 雨の多い年は、病気が発生する確率が高くなります。

病名 被害 主な対処法
斑点性の病気
斑点性の病気

疫病、斑紋病、べと病などいろいろな種類があります。
病気の種類によって円形、不正形などのさまざまな病班ができ、褐色や黄色に変色することがあり、それが広がると落葉します。
カビが原因となるものがほとんどなので、薬剤などで対処してください。
単発的な症状で止まり蔓延しないことも多いので、栽培場所の移動等をして対処してください。

病気の葉(1) | 病気の葉(2) | 病気の葉(2-2)

  • 斑点性の病気に効果のある薬剤の使用
うどん粉病 初めは白点のように見えていたものが次第に広がり、茎や葉が”うどん粉”をまぶしたように白くなります。
乾燥した環境で蔓延しやすいので、環境の改善と、水やり、薬剤等で対処してください。
  • 水を葉にもかけるようにする。
  • うどん粉病に効果のある薬剤の使用
モザイク病 アブラムシなどの昆虫を媒体として感染するウイルス性の病気。
葉や花にモザイクのような濃淡の模様ができる。葉が縮れたり、株が萎縮したりします。
モザイク病は今のところ感染後に治療する手段がありません。空気や水で感染することは無いのですが、病気になった株をそのままにしておくとアブラムシなどの昆虫によって近くの株にウイルスを運ばれる危険性があります。
病気になった株を処分して、他の株に病気がうつらないようにする。
  • 不治

< 害虫 > 雨の少ない年は、害虫が発生する確率が高くなります。  また、害虫が原因で発症する病気が増えます。

病名 被害 主な対処法
ホコリダニ
ホコリダニ
ホコリダニは肉眼で見えないほど小さなダニで、植物の新芽など柔らかな組織に寄生します。
新芽が害を受けるため成長が止まり、寄生された葉は縮れて、悪化すると茶色くなり枯れます。
雨の少ないときに発生します。
  • 葉の裏を強めのシャワー(水)で洗い流す。
  • ホコリダニ駆除用の薬剤を使う。
ハダニ
ハダニ
ハダニは体長O.5mmにも満たないほどの大きさのダニで、植物の葉の裏に寄生して汁を吸います。
寄生された葉は色がぬけて白っぽくなり、悪化すると茶色くなり枯れます。
雨の少ないときによく発生します。地域によっては、梅雨が終わってから多く出るかもしれません。
インゲンマメに寄生したハダニ
  • 葉の裏を強めのシャワー(水)で洗い流す。
  • ハダニ駆除用の薬剤を使う。
アブラムシ
アブラムシ
新芽や葉の裏に寄生して養分を吸いとる。
少量ならたいした害はなくても群生すると被害が大きくなり、植物の成長を妨げます。
雨の少ないときによく発生します。
双葉の時期にはとくに害が目立ちますが、本葉が出て成長するにつれ気にならなくなります。
あまりに量が多い場合や、本葉が出てからも目立つ存在であれば駆除してください。
  • アブラムシ駆除用の薬剤を使う。
アザミウマ
アザミウマ

体長1~2mmほどの細長い小さな虫で、花や葉の裏に寄生して汁を吸います。

寄生された葉は、汁を吸われた部分の表側が黄色っぽくなり、少し隆起します。(一見すると葉に黄色の斑点ができ、ひどくなると葉が縮れたように見えます)

裏側は虫に食われたような白っぽい傷ができます。
アブラムシのように、割とどこにでもいる虫です。被害を受けた葉に黄色の斑点ができるので、見た目が気持ち悪くなります。
量が多い場合は駆除してください。

駆除後、黄色くなった色は自然回復します。隆起は残ります。

葉の裏の傷 | 葉の裏のアザミウマ | アザミウマ

被害を受けた花(花芽時)

  • アザミウマ駆除用の薬剤を使う。
    ※世代交代が早く、薬剤耐性が付きやすい虫です。

アザミウマ

ハモグリガ

葉の中にもぐりこんで、不規則に蛇行しながら食害します。
葉の中に幼虫が居たり、不規則な白い筋があったりすると、ハモグリガの一種(幼虫)の可能性があります。

(あさがおでは、ヒルガオハモグリガの被害報告があります)

被害が見られたら、早めに駆除してください。

葉の害 | 葉の中のハモグリガ | 葉の裏

  • 葉の上から指ではさむようにしてつぶす。
  • ハモグリガ駆除用の薬剤を使う。

アザミウマ

オオタバコガ

花や若葉を食害します。

日中は花芽やつぼみの中などに潜み、夜に食害のため移動するので、昼間に姿を見つけるのは難しい虫です。

花やつぼみへの害が大きい。花の形が写真のようにおかしな場合は、オオタバコガの可能性があります。(※1つの株で、正常な花とおかしな形の花が混在)

毎日複数の花を食害されるので、早めに駆除してください。

終齢幼虫で体長30~40mmくらい、色は白~緑や茶色などで、模様の鮮明なもの、不鮮明なものとバリエーションがある。

花の害 | 活動中のオオタバコガ | オオタバコガ

  • 捕殺する。
  • オオタバコガ駆除用の薬剤を使う。

 

ナメクジ
ナメクジ
湿気のある梅雨時に多く発生し、葉や花を夕方から夜にかけて食害します。
  • 捕殺する。
  • ナメクジ駆除用の薬剤を使う。
ヨトウムシ
ヨトウムシ
茎や葉を食害します。
食欲が旺盛で、一夜でも大きな被害が出ることがあり、日中は土中に潜み夜に地上に出て活動するので、昼間に姿を見つけるのは難しい虫です。
短期間に葉をひどく食害されているのに、日中探しても害虫が見つからない場合はヨトウムシの可能性が高いでしょう。
  • 捕殺する。
  • ヨトウムシ駆除用の薬剤を使う。
  • できるだけ早く対処を。

★ 薬剤は最寄の園芸店やホームセンターなどでご購入ください。

< その他の要因 >

病名 被害 主な対処法

葉(双葉)の縮れ

葉(双葉)の縮れ

成長期に気温が低い場合におこりやすい。
日中は暖かくても朝晩の気温が大きく下がったりと、気温が低い日があるとあさがおの棄が縮れることがあります。これは病気ではありません。
夏に近づいて気温が安定してくるとこの現象は起きなくなります。(一度縮れた葉はそのままの状態ですが、特に問題はありません)
  • 経過観察し、気温が下がる夜間は室内に入れる。
  • ※気温が低いと、自然とあさがおの成長は遅くなります。

こやし不足

こやし不足

葉の色が黒(赤)っぽくなり、やがて成長が止まる。
■あさがおの、こやし切れ実験(比較画像)

初期症状では薬の色が部分的に赤っぽく変色してきます。(花の色素が濃い株は、元々葉脈やふちが赤っぽいので注意)
一度成長が止まる状態まで悪化すると元に戻すのにかなりの日数がかかります。悪い状態のときには、つるがのびずに花をつけることもあります。
元に戻すには液体肥料を通常の3~4倍程度に薄め、一週間程度水のかわりに与えます。
こやし切れ?と思われるときは、こやし切れの対処方法をご参照ください。

こやしを与える時間
  • 追肥をきちんと与える。(予防)
  • 液体肥料を通常の3-4倍程度に薄め、一週間程度水のかわりに与える。

葉の変色・落葉

葉の変色・落葉

水不足で葉が枯れることがあります。
非常に起こりやすい。あさがおの下の方の葉が黄色く変色し、落葉します。
元気で葉の多いあさがおほど水を多く必要とするので注意してください。一度変色した葉は元に戻りません。
  • 成長期以降、毎日水をたっぷり与える。

 

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