つるの巻きつけ

つるの巻きつけについて

あさがおのつるは、最初自分で支柱に巻きつきません。
夕方など、あさがおが少しぐったりしているときに、やさしくつるを巻きつけてあげましょう。

水をあげたあとや、雨が降ってすぐなどは、 あさがおのつるが元気でピンとしているので、巻きつけようとすると つるが折れてしまうことがあります。


つるがのびたあさがお
  • あさがおのつるは、太くてみずみずしいものほど折れやすいので注意してください。
     折れてしまっても脇芽が伸びてくるので心配しないでください。
        
  • •昼間の暑い日ざしにさらされて、夕方少しぐったりしているときに巻きつけるのが最適です。
        
  • •ゆるく、やさしく巻きつけてください。グルグル巻きつけると折れます。
     特につるの太い下段の時期は、支柱につるをもたれさせる程度(ゆるく1巻き)でもかまいません。
        
  • •あさがおのつるは、左へ回り込むように伸びていきます。つるを巻くときも、左に回り込むように巻きつけてください。

あさがおなどのつるの巻き方については、右巻き・左巻き2つの説があります。

ただ、「下から見たとき右巻き」「上から見たとき左巻き」というだけで、巻き方向は一定に決まっています。
写真を参考に、覚えやすい方で覚えてください。

支柱に巻きつく向き

つるの巻きつけ方

あさがおのつるは上に上に伸びていくので、縦の支柱に巻きつけるとそのまま真っ直ぐ上に巻きついていきます。

つるはまっすぐ上に伸びる

上に伸びたつるをゆっくりほどき、横に巻きなおす。

支柱の輪を半周したくらいで、上に誘引する。

少しほどいて巻きなおす

写真のように途中で横に巻きつけながら上に育てていく形を、行灯仕立てといいます。
全体に葉や花を見ることが出来ます。

※一例ですので、好きなように横に寄り道しながら上へ巻きつけていってください。
輪に巻くときの進行方向も、あさがおのつるの性質に合わせて「下から見たとき右巻き」「上から見たとき左巻き」でいいと思います。

まきつけ例

一段目の輪につるを巻かないこともある

上の写真のあさがおのように葉が密集していると、風通しが悪くなって病気にかかりやすくなります。
この場合は1段目の輪にはつるをあまり巻かず、2段目から巻き始めるのもおすすめです。

逆にあさがおの本数が1本だけのときや成長が悪いときも、2段目から巻き始めた方が見栄えがするときがあります。

つるが一番上まで来ちゃったら、続きはどうするの?

一番上の輪っかを1週したら、少しつるを伸ばしてから、2段目に巻き下ろしたらいいよ。

一番上を2周してもいいし。

支柱全体の中で、密度が低くて少し寂しいなって思うところに巻きつけていくとよいでしょう。

花は下から順番に咲いていくので、最後は支柱の上にだけ花が咲くようになります。
下に巻き下ると全体に花が咲いているように見えるよ。

あさがおは、つるが折れても平気なの?

あさがおは、つるが折れると脇芽を伸ばすから心配しなくても大丈夫だよ。

脇芽をたくさん出した方が見栄えがするからと、つるを切り取る摘心という技もあるくらいです。

だけど、痛みを感じることはないかもしれないけど、あさがおも傷つくと弱ってしまう。

できるだけ優しくしてあげようね。

つるが、となりの人のあさがおのつると、からまってしまった!

あさがおのつるが捕まるところを探して、となりのあさがおのつるとぶつかるとからまってしまう。

先の方からゆっくりやさしくほどいて、自分の支柱に巻きつけてあげよう。
巻きつく方向は一方向なので、ほどくのは難しくないよ。

休日明けなどに見かけやすいかもしれないね。

つるが伸び始めたら、となりのあさがおと少し距離をあけて設置するのがおすすめです。

密集していると風通しが悪いし、葉っぱの病気や害虫もうつりやすいしね。