うえかえ

植え替えの準備 まとめ

「つちの じゅんび」と同じです。
気温(地温)は気にしなくてかまいません。
植え替えを行う前日までに、準備を行ってください。

❶ 植木鉢に、はなとやさいの土を全部入れます。

学級園に植え替えする場合は、まとめの最後を見てください。

❷ 土の上からじょうろ(水まきキャップなど)でたっぷり水をかけます。

全体にまんべんなく、時間をかけて水をかけてください。

袋から出してすぐの土は乾いた状態で、水のしみこみが悪いです。
一度水をかけて、少し時間をおいてから再び水をかけると、よくしみこむようになります。

❸ 土と水がよくなじんでから植え替えるとよい。

捕捉になりますが、 朝と夕方に水をかけることで、土の隅々にまでしっかりと水が行きわたるようになります。

 

学級園などに植え替えする場合は、少し土を耕してから水をまいておいてください。

 あさがおが おおきくなって きたら、ひとつの うえきばちに 5ほんは ぎゅうぎゅう せまい。

あさがおが のびのび おおきく そだつように、うえかえを しよう。

5
がつ
27
にち
くもり

あさがおは うえかえの あと すこし よわく なるので、たいようの ひかりが
よわくなる ゆうがたに うえかえを します。

うえかえを する まえに あさがおの ようすを みてみましょう。

うえきばち

どの あさがおを のこそうかな?
あさがおは ねもとの くきの いろで、こい いろの おはなが さくか、
うすい いろの おはなが さくか わかります。

うえかえ

では、あさがおの ひっこし、うえかえをします。

うえかえを するひの あさ、あさがおと うえかえようの うえきばちに  おみずを あげます。
(それぞれの うえきばちに、ペットボトル 1ぱいの おみずを かけましょう。)

うえかえをする 2じかんくらい まえにも あさがおに おみずを あたえてください。
(ペットボトル 1ぱいの おみずを かけましょう。)

べつの うえきばち

うえかえようの うえきばち。
※前日までにページ最初の「植え替えの準備」を終わらせておいてください。


それでは、のこしたい なえを きめて うえかえを します。
※花の色の見分け方のページを参照し、残したい色を選んでください。

なえを 2つ のこして、 3つの なえを うえかえます。

こんかいは、まんなかと ひだりの おくの なえを のこすことに しました。

さいしょに めを だす なえは げんきに よく そだつことが おおいです。

べつの うえきばちの つちに あなを あける

うえかえようの つちに あなを あけます。
あなの つちは このあとも つかうので すてないでね。

だいわの うえきばちでは 1はちに 2ほんぐらいが てきとうです。
※学級園などに植える場合は、10cm間隔くらいに植えてください。

できるだけ ねを きらないように きをつけながら なえを ぬきとります。
ちいさな スコップを つかって まわりの つちを、 あさがおの ねを まもるように 
いっしょに もちあげます。

ぬきとる なえを ひとさしゆびと なかゆびの あいだに はさむようにして、てのひらで 
ひょうめんの つちを おさえ まわりの つちと いっしょに しずかに ぬきとります。

うえかえを する なえを もちあげる

ねを きずつけないように、やさしく うえかえましょう。

べつの うえきばちへ。ねが つちの うえに でないよう きを つけよう

べつの うえきばちに うえかえ。

つちの あなに ねが でないように いれ、つちを かるく いれます。
うえかえが おわったら あいた あなを つちで うめておきます。

(つちは あまり おさえつけずに いれてください)

ひとつめを うえかえ

1つめの なえの うえかえ おわり。

まだ うえかえる なえが あるときは、おなじように ほかの なえも 
うえかえて いきます。

こんかいは 3ほんの なえを うえかえました。


どんな いろの あさがおが さくでしょう? たのしみですね!

うえかえが おわったよ

うえかえが おわった あさがお。
すこし さびしく なったね。

うえかえした はち

うえかえをした はちにも あした、こやし(1)を あげます。
(いまは うえかえたばかり ですので あす あたえます)


ぜんぶ おわったら まわりを おそうじして、あさがおに おみずを あげましょう。
それぞれの うえきばちに、ペットボトル 1ぱいの おみずを かけましょう。
(うえかえて すぐは あさがおが よわっています。 やさしく みずやりしてください)

おみずを あげよう

植え替え まとめ

植え替え時期は、本葉が1枚開いたころに行ってください。
(遅いとそれだけ根が育ち、傷つける可能性が高くなります)

❶ あさがおの植え替えは、できるだけ涼しい午前中か夕方にしてください。

植え替え先のあさがおは根が多少傷つくせいで弱ります。日中、日差しが強いとますます弱ってしまいます。
くもりの日が植え替えに適しています。

❷ 前の日までに「植え替えの準備」をすませ、植え替えの2時間くらい前にあさがおに水をあげておいてください。

  

❸ 残したい苗を決めて植え替えます。

花の色の見分け方のページを参照し、残したい色を選んでください。

最初に芽を出した苗は生命力が強くよく育ちます。

葉が大きく、茎が太い苗も元気によく育つでしょう。

まれに、本葉が出ない苗があります。(いつまでも双葉しかない)
本葉が出ない苗はつるも出ないので、そういった苗は選ばないようにしてください。

❹ 別に用意した植木鉢の土に穴をあける。
できるだけ根を切らないように気を付けながら植え替えする苗を抜き取ります。

穴の土はあとで使うので捨てないでおいてください。

ダイワの植木鉢(A型やC型)では1鉢に2本が適当です。学級園など場所に余裕があるときは、10cm間隔ぐらいで植えてください。

❺ 小型の園芸用スコップを使って、まわりの土をあさがおの根を守るようにして一緒に持ち上げます。
抜き取る苗を人差し指と中指の間にはさむようにして、手のひらで表面の土をおさえ、まわりの土と一緒に静かに抜き取ります。

  

❻ 植え替え先の穴に根が出ないように入れ、土を軽く入れて固定します。

植え替えが終わったら、あいた穴を土で埋めておきます。
(おいてあった、別に用意した植木鉢の土を使います)

土はあまり押さえつけずに入れてください。同じように他の苗も植え替えていきます。

❼ 植え替えをした鉢にもこやし(1)をあげます。

植え替えした翌日に与えます。通常こやし(1)はすでに全部使っているはずなので、別のこやしを用意するか、ダイワのこやしをお買い求めください。

❽ 植え替えが終わったら、あさがおに水をあげましょう。

それぞれの植木鉢に500mlペットボトル1杯の水をかけます。
植え替えた直後はあさがおが弱っているので水やりには特に気をつけてください。(休みの前日の植え替えは避けたほうが無難です)

 

この植え替え、1年生には難しいのでは?

植え替えせずに「間引くだけ」なら、不要な苗を引き抜くだけでOKです。
間引くだけの方が、残ったあさがおの根も傷まずに元気に育ちます。

(3)を見て残したい苗を2本決めよう。

間引かれたあさがおの苗はどうなるの?

引き抜かれたあさがおは、根がほとんど切れてしまうので今後元気に育つことはないと思われます。

あさがおは生き物だから大切に育てたい、ということであれば、ちょっと大変だけど、植え替えにチャレンジしてみよう。

植え替えのポイントは、できるだけ根を傷めずに移動させること。
根が切れるとあさがおは回復しないダメージを負ってしまいます。
ダメージが大きいと枯れてしまいます。

植え替えのデメリットは、土を移動させる際に残す予定の苗の根も傷つけてしまうこと。

手間もかかるし、個人的には「間引くだけ」をお勧めします。